進撃の巨人展に行ってきたまとめ記事その6です。
ここまで展示されていた原画、ほぼすべて掲載しています。
進撃の巨人展FINAL(前期)レビュー記事を最初から読む場合はこの記事ではなくその2からどうぞ。
その2はこちら
[blogcard url=”https://ikiteru.net/2019/07/09/shingekinokyozinten-final02/”]
これから進撃の巨人展FINALに行く予定で、ネタバレが嫌な方は、六本木の会場までのアクセスや所要時間をまとめているその1の記事をどうぞ。
その1はこちら
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目次
進撃の巨人展FINAL 感想
※ここからネタバレ含みます
巨大スクリーンの部屋を出ると、「英雄たち」の原画の展示です。
進撃の巨人展FINAL 英雄たち
エレン・イェーガー
最初はエレンのコーナー。
英語の説明文も。
原画はグリシャに巨人化の注射を打たれて、グリシャを食べて巨人の能力を継承したシーン。
そしてキャラクターコーナーでは、
(原画の右下に注目)
原画によっては諫山先生のコメントが付いています。
「今までひっぱってきた、種明かしのシーンなので、このシーンを描くときはドキドキしました。」
諫山先生のコメントが入ると、そのシーンの見方もまた変わりますね!
ミカサ・アッカーマン
ミカサのコーナーです。
ミカサに関する原画、50話でエレンが座標を発動する直前の、カルライーターに襲われて絶望的なシーン。
このミカサの「マフラーをまいてくれてありがとう」のセリフがある名シーンに諫山先生のコメントが!
「エレンから見たミカサなので、エレンの視点のミカサの表情にこだわりました。ミカサの目が若干寄り目なのは、近くを見ているからです。今見ると少し寄り目すぎる気もしますが。」
寄り目過ぎたと反省しているそうです・・・・
言われてみるとそんな気もしますが、諫山先生としてもかなりこだわりのあるシーンだったことがわかりますね。
他は、女型の巨人との戦闘シーンの原画でした。
アルミン・アルレルト
アルミンのコーナー。
アルミンの原画は、
ウォール・マリア奪還作戦で、超大型巨人に蹴り飛ばされたエレンを起こすシーン。
このシーンでのアルミンの「僕はなぜか外の世界のことを考えると勇気が湧いてくるんだ」というセリフになにか意味が隠されているのかな?
諫山先生のコメントは、
「時間の流れを意識して描いてはいるのですが、エレンのところまで超大型巨人がすぐにたどり着いてしまいそうでハラハラしました。」
原画でのアルミンのセリフとはまったく関係のないコメントでした(; ・`д・´)
そしてもう一つの原画でのシーンは・・・・
このシーンなのかぁ、と思いました。
諫山先生のコメントは、
「メインキャラであるアルミン達が人を殺すシーンは、丁寧に描かないとと思って描きました。人が死にまくる漫画ですが、人殺しが重い行為であるとわかるように描きたかったです。」
アルミンだけコメント付きの原画が2点でした。
リヴァイ
リヴァイのコーナー。
なぜ名字が書かれていない、と思いましたが、そういえばリヴァイは単行本のキャラクター紹介でも名字が書かれていないですよね。
自分ではアッカーマンの姓を名乗るつもりが無い・・・・ということなのかな。
原画はまず女型の巨人とリヴァイ班が対峙したシーンから。
「剣を抜け」のセリフかっこいいですよね。
次の原画は獣の巨人との戦闘シーン。
別の角度からも。
諫山先生のコメントは、
「それまで溜まっていた鬱憤を晴らすようなシーンにしたかったのですが、少し苛虐的すぎる表現だなと思いました。」
確かに正に切り刻むという表現がふさわしいシーンなので残酷さはありますが、エルヴィンを犠牲にして獣の巨人にたどり着いたことを考えると、読者にとっては鬱憤を晴らせたシーンでした。
あんなに強い獣の巨人に対しても、圧倒的な強さを見せるリヴァイを表現した名シーンです。
エルヴィン・スミス
エルヴィンのコーナー。
原画の1つ目のシーンは、
60話、61話でのフリッツ王達を前にした裁判のシーン。
エルヴィンの決意を感じさせる表情が印象的な原画です。
次の原画は、
獣の巨人をリヴァイが倒すために、調査兵団の新兵を突撃させるために煽るシーン。
諫山先生の吹き出しに書いてあるコメントは、
「エルヴィンに一流の詐欺師のようなセリフを言わせなくてはならないので、作者として説得力のあるセリフにしなくてはと必死でした。」
エルヴィンの表情の迫力は原画ならではでした。
ハンジ・ゾエ
ハンジのコーナーです。
原画は、
59話60話でフレーゲルを使ってリーブス商会会長の死の理由に迫るシーン。
ハンジが素手で憲兵に向かっていきましたよね。
ハンジが超大型巨人の爆風からモブリットに生かされたシーン。
諫山先生の吹き出しコメントは、
「ハンジが井戸に落ちるときは雷槍を二本持っていますが、出てくる時は一本です。瓦礫で埋まった井戸から脱出するために一本使いました。」
という、ハンジの裏話でした。
ハンジ、そう簡単には死ぬことはできないみたいですね。
ジャン・キルシュタイン
写真を見返したら、ジャンの原画の写真がありませんでした(; ・`д・´)
取り忘れてしまっていたようです・・・
サシャ・ブラウス
サシャも原画の写真忘れました(; ・`д・´)
ヒストリア・レイス
ヒストリアは原画の写真ありました!
ヒストリアの原画には諫山先生のコメントはありませんでした・・・
コニー・スプリンガー
コニーの原画には諫山先生の吹き出しコメントが!
「ダジャレを思いつくと、言うのを止められません。最近、私生活でもそうです。」
この「エレンの家ぇぇがぁぁぁぁぁぁ」のギャグは諫山先生はかなり気に入っているそうです。
コニーの原画、というかお気に入りのギャグシーンの原画としてのコメントですね・・・・
進撃の巨人展FINAL マーレの戦士と候補生たち
次は壁外側のキャラクターです。
諫山先生のコメントは、
「新しく出たキャラクターを立てようと必死でした。後になって「ああすればよかった、こうすればよかった」と思うばかりで、空回り感が否めません。ファミチキが大好きです。」
後悔しているんですね・・・、さりげなく最後に「ファミチキ」が大好きとありますが、これはポルコのあくびが「ふあみちき」になっている理由の説明( ̄ー+ ̄)キラリ
やっぱりこの「ふあみちき」は狙って描いていたんですね。
諫山先生のコメントは、
「91話「海の向こう側」は今まで漫画を描いてきた中で一番楽しく描けた回ですが、一番読者の反応が怖かった回でもあります。」
確かに91話は急にマーレ側のシーンに変わった回ですからね。
ガビの表情がまた嫌な感じです。
ジーク・イェーガー
ジークの原画は、
初登場シーンで、諫山先生の吹き出しコメントもあります。
「ジークの初登場ですが、本当の初登場は前回の巨人展の展示用のイラストです。そのジークは割と急いで描きました。」
諫山先生・・・・、ここに無いイラストについてのコメントになってしまっています(; ・`д・´)
もう一つの原画はライナー、ベルトルトと話すシーン。
この頃まだジークは得体が知れない存在で不気味でしたね。
ジークの目つきを含めた表情が不気味な印象を際立出せています。
ライナー・ブラウン
原画は、マーレに戻った後のライナーです。
諫山先生のコメントは無しでした(; ・`д・´)
ベルトルト・フーバー
原画はベルトルトにとって最後の戦いになったウォール・マリア奪還作戦でのシーン。
諫山先生のコメントは、
「2コマ目のベルトルトの表情はやるせない気持ちを込めた顔ですが、執筆時自分でやるせない顔をしてみて、その表情を見ながら描きました。」
このベルトルトのなんとも言えない表情は諫山先生が自分で作った表情だったのか・・・
こっちのベルトルトもなかなかやるせない表情、心情のシーンですよね。
アニ・レオンハート
アニの原画。
アニがもしも結晶化を解いて戻ったら、どっちの味方になるんでしょうね。
タイバー家
タイバー家のコーナーもありました。
タイバー家って生き残りいるのかな・・・
これで、キャラクター紹介コーナーの展示が終了です。
※追記
後期はキャラクターの原画が変わっていました!
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その7に続く・・・・
[blogcard url=”https://ikiteru.net/2019/08/05/shingekinokyozinten-final07/”]