ジブリの大博覧会の感想

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ジブリの大博覧会に行ったときの混雑具合など、以前記事に書きましたが、

ジブリの大博覧会に行ってきました

今回は展示物を見た感想を書いていきたいと思います。

ジブリの大博覧会

残念ながら中の展示物は写真禁止だったので、文章での説明になることをご了承ください<m(__)m>

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ジブリの最新作レッドタートルについての展示

展示コーナーの一番最初は、最新作「レッドタートル」に関してのものです。

作品ができるまでに影響を受けたものや映画のシーンが出来上がるための原画などが展示されています。

最新作の紹介コーナーという感じで、まだ見たことない作品だったのでここはあまり時間をかけずに鑑賞しました。

スタジオジブリの中を再現したというカウンター

スタジオジブリの中を再現したというカウンターが次に登場します。

カウンターの中にはトトロいて、ここから過去の作品の展示になることを教えてくれます。

過去の映画ポスターが3mほどの壁一面に展示

トトロがいるカウンターを過ぎると、ナウシカから順番に映画の宣伝用や前売り券を買った人に配られたポスターが高さ3mはある壁一面に展示されていました。

映画の宣伝についてのコーナーというのがテーマで、映画のポスターというのは映画の宣伝で重要な「タイトル・キャッチコピー・ヴィジュアル」の3点の要素が詰まったもので非常に重要なものだそうです。

ポスターのイラストの原案と完成形の比較ができたりするのも面白かったです。

糸井重里の名キャッチコピーが生まれるまでのやり取りも公開

でも、ポスターの展示コーナーで一番面白かったのは、映画のポスターにも書かれる作品のキャッチコピーが生まれるまでの、ジブリの鈴木敏夫と糸井重里の手紙のやり取りの展示です。

ちなみにジブリが糸井重里にキャッチコピーを依頼するようになるのは「となりのトトロ/火垂るの墓」の公開からだそうです。

「映画を見てもらうには宣伝が非常に大切」なことに気づいたということで、糸井重里にキャッチコピーを依頼することになったそうです。

というか、他にキャッチコピーを作ってくれる人を知らなかったから糸井重里が選ばれたという理由もあったそうですが(;・∀・)

糸井重里のジブリ映画のキャッチコピー

糸井重里の作ったジブリ映画のキャッチコピーをまとめてみました。

・となりのトトロ(1988)  「このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。」
・火垂るの墓(1988)  「4歳と14歳で、生きようと思った」(糸井重里)
・魔女の宅急便(1989)  「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」
・おもひでぽろぽろ(1991)  「私はワタシと旅にでる。」
・紅の豚(1992)  「カッコイイとは、こういうことさ。」
・平成狸合戦ぽんぽこ(1994)  「タヌキだってがんばってるんだよォ」
・耳をすませば(1995)  「好きなひとが、できました。」
・もののけ姫(1997)  「生きろ。」
・ホーホケキョ となりの山田くん(1999)  「家内安全は、世界の願い。」
・千と千尋の神隠し(2001)  「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」
・猫の恩返し(2002)  「猫になっても、いいんじゃないッ?」
・ハウルの動く城(2004)  「ふたりが暮らした。」
・ゲド戦記(2006)  「見えぬものこそ。」

ゲド戦記以降は糸井重里ではなくなったようです。

ジブリの大博覧会に展示で特に興味深かったのは、「となりのトトロ」のキャッチコピー「このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。」が決まるまでのやり取りです。

なんでも、最初は糸井重里は「このへんないきものは 『もう』日本に『いない』のです。たぶん。」をキャッチコピーの候補としてジブリに提案されていたそうです。

でも宮崎駿からのアイデアで「このへんないきものは 『まだ』日本に『いる』のです。たぶん。」に変わったとか。

言っていることはほとんど同じですが、この微妙な言い回しの違いで随分イメージ変わりますよね!

また、特に「もののけ姫」についてはキャッチコピーが決まるまでのやり取りが詳しく展示されていました。

それまでの作風から「もののけ姫」では大きく変わったことで、相当キャッチコピーを決めるまで苦労した様子が垣間見れました。

新聞、雑誌、テレビなど様々なメディアでの宣伝

新聞に出した広告や雑誌に出した広告の切り抜きの展示や、当時のテレビCMを流しているコーナーが次に現れます。

点数が非常に多いので、このコーナーだけでもきちんと全部見たら1時間以上かかると思います。

スタジオジブリ社内の張り紙

なんとスタジオジブリの社内に掲示される張り紙まで展示されています。

社内行事などを伝えるただの張り紙なのですが、その張り紙のイラストのクオリティが高い!

特に忘年会のお知らせの張り紙がすごかった・・・・

と、記事が長くなったしまったので、この先の展示コーナーの思い出はまた今度更新することにします(^^)