ハンソロの映画のネタバレ含む評価

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ハンソロが主役のスターウォーズのスピンオフ映画、「ハンソロ スターウォーズストーリー」を観てきました。

ハンソロ 映画 ポスター

観てきたのは、都内で最大のIMAXスクリーンがある、品川プリンスホテル敷地内にある「Tジョイprince品川」。

Tジョイprince品川

ハンソロの映画、前評判がかなり微妙・・・、というかアメリカでの興行成績が振るわなかったということで迷ったのですが、一応これまでエピソード3、フォースの覚醒、ローグワン、最後のジェダイと連続して映画館で観ているので、しっかりと2600円払ってIMAXで観ることにしました。

ハンソロの映画IMAX3dで上映されています。

ハンソロの映画のネタバレ含む評価・感想

※ここからネタバレ気にせず書いていくので、これからハンソロを観る方は下記は読まない方がいいと思います!

ハンソロ 特典 メガネふき
(Tジョイprince品川で観たらおまけでこのメガネ拭きもらえました。)

ハンソロを演じた俳優オールデン・エアエンライクについて

映画を観る前はハリソン・フォードのハンソロとオールデン・エアエンライクのハンソロは全然似ていないと思っていました。
なんか、オールデン・エアエンライクのハンソロは髪型変だし・・・

でも、映画が始まってみると、オールデン・エアエンライクのハンソロは全く違和感なかったです。
立ち振舞は完全にハンソロでした。

映画では違和感ないけど、ポスターを改めて観るとなぜか違和感ありありです。

ハンソロ 映画 ポスター

なんか、ポスターでかなりお客さんを逃しているのでは?と思いました。

ハンソロの映画のオープニング

ローグワンと同じように、オープニングクロールを使ったこれまでのあらすじは流れませんでした。

「A long time ago in a galaxy far, far away . . . 」

のテロップの後、いきなりハンソロが登場するシーンに。

また、ローグワンを含む過去のスターウォーズの作品と違って、映画の一番最初のシーンが宇宙ではありませんでした。

そして、ハンソロは惑星コレリアで犯罪組織に所属していて、盗んだ高価な燃料「コアクシウム」を使って、恋人のキーラとコレリアと組織を抜け出そうとする・・・・というシーンになります。

このコレリアからの脱出は、飛行場の検閲所で「コアクシウム」を賄賂として渡すという作戦でしたが、せっかく賄賂に応じそうになった女性検閲官にキーラが「コアクシウム」を渡すのを渋ったために、キーラとの脱出には失敗します。

キーラアホだなぁ、とここでは思いましたが、もしかするとものすごく価値がある「コアクシウム」に執着するキーラを見せるためのシーンだったのかもしれません。
金とか権力に弱いという側面がキーラにはあったため、その後クリムゾンドーンに所属するに至ったのかも。

結局、この時のキーラの行動の結果、ハンソロは脱出後は戻るつもりなんてなかったと思いますが「キーラをコレリアに迎えに行く」ことを誓うことになります。

さらに、コレリアからの脱出そのものが失敗しそうになってしまい、ハンソロは帝国軍に入軍することになってしまう・・・・
ハン、キーラに振り回されすぎですw

ハンソロの名前の由来

そして、帝国軍に入軍する際にハンはファミリーネームを聞かれるのですが「家族がいないのでわからない」と帝国軍の入軍手続きの受付で答えたため、「ソロだな」(家族がいなくて一人だから)と、ファミリーネームを勝手に決められてしまいます。

「えっ?そんな由来?」

と、思いましたが、ハンはそれを素直に受け入れて無事に帝国軍に入軍できたことで、コレリアからの脱出に成功します。

オープニングからしばらくは、キーラとの脱出失敗、その流れで帝国軍に入軍、さらにその流れでファミリーネームが決まる、という「ハンソロ流されすぎ!」っていうシーンの連続でした。

それにしても、その後のシーンでハンは父親のことを語っていたので、さすが本当のファミリーネームぐらいは知っていたのでは?と思います。
もしかすると、偽名を使わないとコレリアから逃げることができない、という判断もあったのかもしれないですね。

そこから3年が経過する、ということで映画のストーリが進行します。

ハンソロの映画の時系列

いきなりストーリーが3年経過するのですが、このハンソロの映画のスターウォーズ全体のストーリーにおいての時系列はとしては、ハンソロのオープニングシーンがエピソード4の13年前だそうです。

そして、3年経過したメインのストーリーが展開されるのは、エピソード4の10年前ということになります。

エピソード3(銀河帝国創設)から考えると、ハンソロのオープニングはその6年後、メインストーリーは9年後となります。

ハンソロとチューバッカの出会い

たぶん、言うこと聞かないから帝国軍では全然出世できなかったのでしょう。
ただの歩兵として戦争に参加しているシーンでストーリーが再開します。

でも、そのおかげで、

ベケットに出会う→反乱兵として密告される→チューバッカに出会う

という、展開になります。

チューバッカはエピソード3でのヨーダとのシーンの後、帝国軍に捉えられていたようで、
檻に入れられて帝国軍の反乱兵の始末役になっていました。

この時、チューバッカは非常に凶暴な化物で、今まで何人も殺しているような説明がされていました。
そんなチューバッカは嫌だなぁ・・・・と、思いましたがハンソロに最初に襲いかかった様子からするとそうなのでしょう。
帝国軍に囚われた状況で生き残るのにチューバッカも必死だったんですね。

ここで、ハンソロが意外な特技、ウーキー語を披露してチューバッカと檻から脱出することに成功します。
映画では語られませんが、ハンソロって育ての親がウーキー族で、そこからウーキー語を習得していたというバックストーリーがあります。

チューバッカはウーキー語を使わなくても、コミュニケーションを取ることができるのせいか、その後はハンソロがウーキー語を使うシーンは無いので、貴重なシーンでした。

この出会いからエピソード7までの約44年、ハンソロとチューバッカは行動を共にしたんですね。
チューバッカとの出会いのシーンを見て浮かんできたのは、エピソード7でハンソロが殺された後すぐにチューバッカが施設の爆弾装置を起動したシーンでした。

出会いの経緯がわかると、別れのシーンの見方も変わってきますよね。

チューバッカと信頼関係を構築していくのは、ハンソロの映画の見所ですが、特に良かったのはミレニアム・ファルコンで操縦席に座るハンソロの隣に副操縦士としてチューバッカが初めて座るシーンでした。
個人的には、あのシーンがハンソロで一番のお気に入りです。

キーラとダースモールの関係

ストーリーとしては、ベケットとの帝国からの「コアクシウム」の強奪作戦、スパイス鉱山からの精製前のコアクシウムを奪う計画、ランドとの出会い、ミレニアム・ファルコンをどのように手に入れるかなどありますが、一番気になったのは、キーラとダースモールの関係です。

というか、まさかダースモールが登場するとは思っていなかったので驚きました。

いや、伏線はありましたね。
ドライデン・ヴォスの持っていた赤いダブルブレードの短剣は、ダースモールの赤いダブルブレードのライトセイバーをモチーフにしたものだった可能性が高いです。

それでもエピソード1、ハンソロのストーリーの22年前に死んだはずのダースモールの登場は驚きでした。

そしてキーラへ最後に語ったダースモールの「これから私達はさらに密接になる」というセリフは、ハンソロのストーリーに続編があることを示唆するものでした。

続編はハンソロ2なのか、噂されているオビワンやボバフェットのスピンオフで描かれるのかわかりませんが、キーラとダースモールの今後について、謎だけ残すとは思えないので、何らかの形でその後のストーリーが映画化されると思われます。

キーラが美人すぎる

キーラ役のエミリア・クラーク、スターウォーズのキャストの女優としては美人過ぎですw
これは、ローグワンのジン役のフェリシティ・ジョーンズに続いてですが、スターウォーズのスピンオフでは美人女優をキャスティングするというのが、今後も続くのかも。

以前のローグワンの記事でも書きましたが、

スターウォーズのメインのエピソードでの、キャリー・フィッシャー、ナタリー・ポートマン、デイジー・リドリーは正統派な美人では無いと思います。(個人の主観です)

それがスターウォーズらしいキャスティングだと私は思っているのですが、ジンもキーラも美人過ぎです。

しかも、今回のキーラは敵か味方かわからないミステリアスな雰囲気で、さらに魅力がアップ。
そして最後はスターウォーズにおいて一番の悪であるシスとのつながりが発覚するなど、ハンソロよりもキーラが主役だったのでは?と思います。

スピンオフのスピンオフになってしまいますが、キーラのストーリーを描いても映画が一作できてしまうのではないでしょうか。

とにかく、ハンソロがこの後キーラを探さないわけないはずなので、何らかの形でハンソロとキーラのストーリは続いていくでしょう。

ハンソロの映画の評価まとめ

ハンソロの映画、全体的には面白かったのですが思ったのは「ハンソロは主役としては弱い」ということです。
ルークが主役だったからこそ、ハンソロはその対比があってこれだけの人気キャラクターになったのかもしれません。

ハンソロが主役でしたが、本当の主役はキーラじゃないかと思います。
ローグワンも最後にダースベイダーが大暴れして、メインキャストとストーリーを全部食うという流れがあったので、主役が主役じゃないという設定がスピンオフが面白くなるには必要なのかもしれないですね。

最後にダースモールが登場したように、作品の中にジェダイやシスが一切登場しないことは、今後のスピンオフでも無いのかな、となんとなくスターウォーズのスピンオフの方向性も見えた作品だったなと思います。

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