最後のジェダイ ネタバレ

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最後のジェダイのネタバレと感想およびレビューを前回の記事を書いたのですが、そういえばスノークのことも書いてないし、レイの出生の秘密についても書いてないし・・・・

なので、考察および、最後のジェダイのネタバレと感想およびレビューの続きをこの記事から書いていきたいと思います。

たぶん、書きたいことがたくさんあるので第3弾、第4弾と分けて書いていくことになりそう・・・

記事タイトル通り、ネタバレ込みで書いていくので、この記事はまだ最後のジェダイを観る前の人は読まない方がいいです。

最後のジェダイをこれから観る方は、前回の記事の半分までを読んでいただければと思います。

最後のジェダイ ネタバレ 感想

最後のジェダイのネタバレと感想をたくさんの人がブログに書いているのですが、良い悪いの評価がはっきり別れているように感じます。
ブログの記事を書いている方はが全否定というのは少ないですが、そこへのコメントをする方が最後のジェダイを全否定というのも珍しくないです。

その理由は、前回の記事でも書いたように、明らかに「過去のシリーズとの決別」という意図を感じる構成だからだと思います。

「俺達のスターウォーズを返してくれ!」

という、感想を持った方が多いというわけです。

そんな最後のジェダイの、まずは特に個人的にもずっと気になっていたルークスカイウォーカーの現在について、考察をネタバレ込みで書いていきます。

最後のジェダイ ネタバレ ルーク

最後のジェダイのルークに関するネタバレと考察です。

最後のジェダイで描かれているルークの様子は、辺境の星で隠居する完全な世捨て人でした。

最後のジェダイ ルークスカイウォーカー

フォースの覚醒がルークとレイの対面という感動的なシーンで終わったので、誰もがルークの現在について様々なことを考えたと思います。
若い頃のルークのイメージがあるので、今のマークハミルがどうなっているかわかっているにしても、フォースの覚醒のラストシーンを映画館で観た時はかなりのインパクトがありました。

フォースの覚醒はずっとルークを探すことがテーマだったのに、あの最後の一瞬だけしかルークが登場しないというのはうまい演出でしたよね。

しかも、エピソード8のタイトルは「最後のジェダイ」。

エピソード8でのルークの活躍を誰もが期待しますよね。

ルークはレイから受け取ったライトセイバーに対してどう反応するんだろう?という、エピソード7のラストから2年続いた疑問の答えは・・・・「ライトセイバーを投げ捨てる」でした。
あのシーンだけで、ファンが期待していた昔のルークと現在のルークは違うようだと一瞬で伝わる良いシーンだったと思います。
(あの大事なアナキンのライトセイバーが海に落ちて紛失したらどうするんだ!という声もありますが・・・)

レイの修業を快く引き受けるはずだという私の期待も一瞬で投げ捨てられた気分でした(笑)

でも、そんなルークにレイの修行をすることを決めさせたのがR2D2だったというのはよかったです。
しかも、R2D2がルークを心変わりさせるために使ったのが、エピソード4でのレイア姫から託されたメッセージのホログラムというのが良いです。

ルークの「それはずるい」というのは、ファンも同じ感想です。

ただ、R2D2は最後のジェダイではこのシーンしか登場しないのが寂しいです。

レイへの修行がそこからスタートするのですが、レッスン1のフォースに関する教えの途中、ルークはレイのフォースへのアプローチに恐れを抱きます。

ダークサイドを拒まないレイのスタンス、そこで感じたレイのフォースの強さが、レンに通じるものがあったからでした。

ここで描かれているのは、フォースに関するレイの素質というより、ルークが抱いている「恐れ」だったと思います。

ダースベイダーをライトサイドに引き戻すほどだったはずの、ルークが抱えている闇の深さに段々ついていけなくなった昔からのスターウォーズファンも多かったのではないでしょうか。

ちなみに「恐れ」というのは、エピソード1のヨーダが言うには、

『恐れはダークサイドにつながる。恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へつながる。』

ということなので、ルークは気づかない内にダークサイドに引き寄せられていたということなのかもしれません

この後、レイはレンとスノークの手引きで互いにフォースで会話をすることになりますが、そこから判明していくルークの現在までのストーリーは、

・ベンソロを自分の後継者にしようとハン、レイアから預かって修行した
・修行はうまくいかずスノークの影響でベンはダークサイドに落ちていく
・そんなベンを危険に感じたルークは殺めようとするが返り討ちにあう
・ルークの他の弟子とルークが作ったジェダイテンプルはベンによって壊滅させられる
・ベンへの行為を恥じてルークは最初のジェダイテンプルがある惑星オクトーで死ぬまで隠居生活することを決める

というものでした。

ルークがベンを殺そうとしたというのは何かの間違いかと思いましたが、本当だったとは・・・・

ただ、ベンがスノークにそそのかされてダークサイドに傾倒していくプロセスや、その頃のベンの様子が描かれていないので、ルークが悪いのか、それとも本当にベンが手を付けられない状態だったのかはわかりませんでした。

ルークの

「ジェダイは滅びる」

という言葉は、この出来事からルーク自身とジェダイに失望したことで、自分でジェダイを最後にしようと考えたからだったようです。

ジェダイの修業を受けさせたにも関わらずダークサイドに落ちたベン、優秀なジェダイだった自分の父親のアナキンがダークサイドに落ちてしまったこと、ジェダイである自分自身も弟子であるベンを殺そうとしてしまった。

ジェダイの教えは何の役にも立たないのでは、という考えに至ったのでしょう。

それでも、最初のジェダイテンプルがある惑星オクトーを居住地に選んだり、ジェダイの古い書物を大切に保管したりしていたのは、ルークがジェダイを完全に否定することができないことの表れでしょう。

ジェダイとは何か?ライトサイドとダークサイドとは?フォースとは?ということを惑星オクトーで一人考えていたのだと思います。

その結論がジェダイとシス特有の能力だとされている、「フォース」は誰にでもある、どこにでもある能力だということなんだと思います。

また、フォースの力は生と死、光と闇など表裏一体で「バランス」を言葉も非常に重要なキーワードだったと思います。
ジェダイの様に、ライトサイドのフォースに特化した存在そのものが危険だと考えたのかもしれません。

レイにレンと同じものを感じたルークはレイへの修行をここで終了してしまいます。

私は、ルークがレイをジェダイの後継者としてトレーニングして大幅にパワーアップすると思っていたので、この展開はちょっとがっかりしました。

ただ、よく考えてみると、この修業が完了しないというのは、ルークがヨーダに修行を受けたシーンのオマージュだったようです。
(あの時はルークが自分で修行の途中で飛び出してしまったのですが)

レイはレンを助けにオクトーを離れますが、この後ジェダイの古い書物を燃やそうとするけど、結局躊躇してしまうところにもルークの葛藤が見えます。

ここで、ヨーダが登場して雷で書物を燃やしてしまうシーンはなかなか爽快でしたが(笑)

ヨーダの助言でルークがレンとの対決を決意するというのはなかなか良い演出ではありますが、そもそもあんなにルークが追い込まれる前に助けに来てもいいのでは?と思ってしまいました。

あんなに老いぼれたルークに対して「Young Skywalker.」と呼びかけるヨーダはやっぱりスターウォーズには欠かせないなぁ、と思うのですがヨーダと直接面識のあるキャラクターって後はチューバッカぐらいしかいないので、あのシーンがスターウォーズシリーズでのヨーダの最後の登場シーンかもしれませんね。
(あるとすれば、エピソード9のラストシーンでアナキン、ルーク、オビワン、クワイガン、ヨーダと霊体ジェダイの大集合があればでしょうか)

そして、レンとの対決のために惑星クレイトのレジスタンスの基地に登場するシーンへと進みますが、あのシーンのルークはかっこよかったですね!

レイアとの再会、C3POとの再会。
後になって考えると、幽体離脱じゃなくて生身で来てほしかったですが、それでも充分感動的なシーンでした。

この時、ルークは過去を乗り越えて完全にジェダイマスターとして戻っていました。
これって、ダースベイダーから最後にアナキンとして戻ってきて皇帝を倒したというシーンへのオマージュでしょうか。

また、ルークとレンの師弟対決というのは、エピソード3でのアナキンVSオビワンおよびエピソード4でのオビワンVSダースベイダーを彷彿とさせるシーンでした。

なんで最終対決に幽体離脱で来たのか?と思いますが、そもそもレンを倒すことが目的ではなく、レンに最後に伝えたいことがあったということなんだと思います。

あの対決、レンにとってはすっきりしない終わり方ですよね。
それもルークの目的だったのでしょうし「また会おう」の一言も気になります。

ルークについての考察はこれぐらいにして、その他の考察はまた次回以降の記事に続けます(^^)

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